2012/10/12

初琵琶湖(1)~滋賀見学の日~


3連休の最初の2日間、友達と琵琶湖ツーリングに行ってきた。

今まで基本一人でのツーリングばかりだったので友達と走るのは初めて。
友達は初の100キロ越えライド。
ガイドは滋賀県に住んでいる友達の友達。先日ハワイで100マイルを完走してきたばかり。

金曜夜に友達と2人新幹線で移動。
3連休ということもあり、新幹線激混み!
事前に予約していたにもかかわらず、EXカードを忘れて予約が使えず、更に指定席は満席でグリーンに。。
出発地点の石山駅に着いたのは23時過ぎ。

土曜の天気は良さげ。

自転車を組み立て、朝から無料朝食でカレーを食べて7時に待ち合わせ。

3人そろってガイドさんを先頭に出発~。

天気は曇りのち晴れ。気温も涼しめで走りやすい。
信号の少ない反時計回りに琵琶湖を1泊2日で1周する。
1日目の目的地は湖北の尾上にあるうお吉という旅館。
今回は途中あちこち観光しながらのんびり走るプラン。
地図を見て、琵琶湖デカい!滋賀県の1/6より絶対あるって。もう琵琶湖県でいいじゃんとうちら言いたい放題。

この日は琵琶湖は霞んでいて遠くまで見えなかったけど雲は秋の装いでとてもきれいだった。

琵琶湖大橋から北側の眺め(左)、南側の眺め(右)


最初の目的地はクラブハリエ
走行は順調で、琵琶湖大橋に登って記念撮影し、反対側にびわ湖タワーと書いてあるいーごす観覧車をみて、タワーないじゃんとか、いーごすって、ごいすー的な?安易だね。などと突っ込みを入れたりなんかしながら10時過ぎにクラブハリエ到着。

こんなところにあるのー?みたいな田舎道を走っていたら突如と八幡神社が登場した。笑
クラブハリエのバウムクーヘンでお茶休憩。焼きたては格別に美味しいね!

ハロウィンデコレーションだったこともあり、ディズニーみたいなメルヘンな空間でした。
出発するころには5組くらい並んでいる人気ぶりで、待ち時間なしで入れたのはかなりいいタイミングだったみたい。

向かいのたねやに入っていたあぶり餅を食べて再出発(あぶり餅はたねやとは関係ないみたい)。
八幡付近は湧水が豊富なようで、湧水の水源や昔の水路なんかを案内してもらい、寄り道しつつ進む。
八幡神社の隣の河川(左)、音堂川湧水(西町)(右)

 水路(左)、水路の中の藻(右)

近所の子供たちが水遊びしていて、のどかでいいところでした。
お掃除中☆

続いて安土城跡。

入口からの階段の傾斜が相当きつくて、用意されているのは木の杖だけ。
3連休の初日だというのに人は疎ら。
この石段見たら怯むよねぇ。ここ観光で儲ける気ないね。などと皆で言いたい放題。
入り口からの石段(左)、石仏(右)

上に登るとスラブの壁がたくさん!!←チガウ。 一人でテンション上がる↑↑。

歴史にとことん疎い友達と私は歴史おたくのガイドさんの話でこのころの歴史を学習。
昔の人はこの石全部運んだんだよね。。すごすぎる。
建物跡に残された基礎の石は大きくて丈夫できれいに平らで、それだけでも技術の高さをうかがわせる感じだった。

頂上から望む滋賀県の眺めは格別で、琵琶湖は遠くに見えた。
あれじゃ敵が来ても見えなくない?なんて思っていたら、
眼下に望む平野はすべて琵琶湖を埋め立てた開拓地だという歴史を教えてもらい、2人でへ~ってなった。
昔は安土城のきわの方まで琵琶湖だったらしい。
やっぱり琵琶湖は滋賀県の半分くらいだったんじゃない?とここでも滋賀県をナメた発言を連発。

帰り道に鬼瓦の三重塔発見。
鬼瓦って本当に鬼の顔がついてるから鬼瓦って言うんだね。これも初めてしった。
なかなかかわいいね鬼瓦。笑


続いてお昼とひこにゃんを求め彦根市へ。
途中能登川水車をチラ見。

ひこにゃんはゆるきゃらとして認知はしていたし、かなり完成度の高いゆるきゃらだとは思っていたけど、
実はこの日まで滋賀県のイメージキャラクターであることは知らなかったので、
彦根城に行けばリアルひこにゃんに会えるというのに感動!

スケジュールを確認して会いに行くことに。
彦根までの道のりは天気も道も風景もそれより前に比べていまいちで、更に距離も思ったより長く、昼前だったこともありバテてきた。
ひこにゃんの前に近江牛ステーキ重ランチ¥3,000。贅沢!美味しかったけど皆全然足りない感じ。お腹減りすぎ。私は食べ過ぎ。笑

ひこにゃんはかなりかわいかった!が同時にすごい人気っぷりにびっくりした。
どんだけって観客列の入れ替えが発生するほど。
ひこにゃん彦根の自転車道路をもう少し改善してください。笑

グッズも3パターンのデザイン展開に徹底しているし、なかなか戦略的なんだな~と思いました。
滋賀への集客にどれくらい貢献しているのかはわからないけど。。(とりあえずここに知らなかった人2人いるし。笑)
ひこにゃんを見に行ってから空腹を満たすため近江牛コロッケなどつまみ食い。

歴史おたくガイドさんが滋賀の歴史本をゲット。なかなか使える本でした。買わないけどね。

散々歴史の無知っぷりと滋賀への冒涜を披露したせいか、信長の呪いにかかったらしい。
彦根を出発したあたりから安土城跡あたりから違和感のあった膝が痛みに変わってきた。
日光の時と同じだ。よくない予感。

次に目指すは長浜。
長浜に着いたのはもうすぐ日が落ちるという17時前。
長浜城をチラ見して黒壁スクエアへ。
長浜城(左)、黒壁スクエア(右)

丁度アートフェアのようなものをやっていて、色んな地域から出店している人たちがたくさんいた。
面白いものも結構あって、思わず買いたくなってしまったけれど、自転車だし荷物は増やせないので断念。
ここはもう少し時間をかけて観光に来ても楽しい場所かもしれない。お土産なんかも揃いそう。
街灯もステンドグラスでオシャレ。

日の入り時刻を過ぎ、アートフェアも終わったので一路宿へ。
宿までの道には街灯がほとんどなく、完全に日が暮れてしまうとちょっとキツイ感じ。
丁度もう走りたくないねという暗さになったころ宿到着。
この日のお宿は尾上温泉近くの旅館うお吉

この宿、宿のご主人が自転車好きで、自転車で行くと1泊2食付で8,800で泊めてくれる。
向かいの旅館の尾上温泉も500円で入ることができる。
お風呂から戻ってきたらもう一組の自転車のお客さんが到着していて、なんと一人ママチャリだった!根性あるな~。

宿は昔料亭だったような作りの建物で、ここのお風呂は狭くてとても複数で入れるような感じではなかったけれど、ご飯はかなり美味しかった。



この値段でこんなに出していいの?というくらいおかずが盛りだくさんだったし、マツタケの土瓶蒸しまででてきた。
この日はちょうど今年の新米を提供し始めた日だということで、お米もめちゃくちゃ美味しくて!!
大盛り→普通盛り→普通盛りと調子にのって3杯も食べてしまった。
お米が出てきたあたりから写真がないのは食い気に走ってしまったため。笑

ご飯を待っている間一日を振り返りつつ、ガイドさんが購入した滋賀の歴史本で皆で歴史のお勉強と地図を眺めて自分たちが走ってきたルートを確認して満足し、明日走るルートにドキドキした。
なんかこういうの新鮮。笑
案内してくれる人がいるっていいね。

ご飯を食べてから自転車の話なんかをして22時には全員就寝。早!健康的。

個人的には膝が心配だったけど、それ以外は色んな配分やタイミングも良くて本当最高。

滋賀県いーごす!!

ってなった一日でした。

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