2018/05/17

先週末は旦那が仕事だったので、鬼の居ぬ間にってことで、ベーコンを燻製すべく燻製器を拡張することに。

数日前会社帰りにこっそり買った一斗缶とその他小道具。こうしてちょっとずつこっそり我が家の工具を増やしています。




スモーカーの器が230mm、一斗缶の一片が238mmなので丁度いい具合に一斗缶が乗っかります。


先ずは一斗缶の底に直径200mmの丸いアナを開けます。
今回は180mmで切って、10mm程度内側に折り曲げました。

コンパスで円を描きましたが、一斗缶に印をつけるため、コンパスの針と鉛筆を逆にして使いました。
金切り用のハサミで切りましたが、一斗缶の切り口はギザギザして直ぐに手を切るので軍手した方がいいです。
後、切った破片も踏んだりすると凶器になるのでできれば外で、無理ならビニールシートなどを敷いて作業し、後は綺麗にガムテープとかで切りくずを取った方がいいと思います(指にさして流血っての何度かやりました)。
破片を捨てる時も要注意。

次に一斗缶の口の部分に左右3箇所ずつ5mm程度の幅で切り込みを入れます。

これはやってみてからわかったんですが、一斗缶の口がだいぶ柔くなるので蓋の開け閉めがちょっと面倒になります。
でも今回は中に網を敷いて食材を置ける場所を作りたかったので、敢えて上の食材を吊るすためのバーは取り外し可能にしました。

切り口は手を切らないようにアルミテープで覆います。

バーをセットするのは最後なので次は網を乗せるためのバーを取り付ける穴を開けます。
うちには穴あけ器がなかったので、インパクトドライバーとビスで穴を開け、更にねじ切りで穴を広げるという方法で開けました。

ねじ切りで開けると一斗缶の内側がギザギザになるので、金槌で叩いて潰しておきます。

4mmの全ネジ棒を通して、一斗缶の外側からナットで止めます。内側は止めていません。


網を載せるとこんな感じ。

上は同じく4mmの全ネジ棒を食材を吊るす用に3本渡しました。載せているだけなので取り外し自在です。蓋には干渉しない位置に設置。S字フックとかで食材を吊すのに使用します。


最後に蓋の片隅に穴を開けて、温度計(元の燻製器についていたやつ)を設置。



蓋の持ち手設置は今回見送りました。

で、ベーコン!の前に鳥手羽仕込んであったので鳥手羽燻製します。

鳥手羽とのどぐろのいしる漬けをクルミチップで燻製しました。



そしてベーコン。


丁度ジロデイタリア開催中なので、明日はベーコンとパイナップルでハワイアンピザ(多分イタリアにはない)にしてみようかと思います。寧ろ明日開幕のツアーオブカリフォルニアにちなんだ方が良かったか。。?


メモ:

鳥手羽は熱燻製で短時間で仕上げた方がジューシーです。あと寝かせずにその日に食べるのがおススメ。

ソーセージを作ってみた

GWに念願のソーセージ作りにチャレンジしたので備忘録を残そうと思いつつ2週間以上経ってしまい、気持ち的にはもういいかなって感じなんですが、備忘録と次回のために頑張って書きます。
今年のGWは前から気になってソーセージ作りに手を出しました。
ソーセージ作りの大まかな流れとしては、
  1. ケーシング(肉詰め用の腸)の塩抜き
  2. ミンチ肉を捏ねる
  3. ケーシングに中身を詰める
  4. ねじる
  5. 乾燥させる
  6. 茹でるまたは燻製させてから茹でる
って感じなんですが、
細かい作り方は他のサイトでもたくさん紹介されているので割愛します。
実際作ってみて自分的にここは改善課題だと思ったところだけ次回のためにメモしときます。
◆ケーシング
ケーシング戻す時、塩漬けの状態でちゃんと絡まないように置いて戻すのが大事です。
塩抜きした時に水の中でわしゃわしゃしたりすると直ぐに絡まります。
水に戻したケーシングは感触的には生湯葉(実際はもっと強度はある)みたいな感じでふにゃふにゃしてすぐ絡まるし扱いづらいです。
蛇口からの水圧でも簡単に捩れたりするので扱いが結構面倒です。最初は特にどれくらいデリケートなものかわからないので余計に気を使います。


◆ミンチ肉
後から調べたんですが、新鮮な肉を使うこと。肉屋でバラをひいてもらうのが良いみたいです。
あと絶対に10度以下を保つこと。温度が高いと肉と脂が分離して脂分が茹でたり燻製したりしているうちに外に逃げてパサパサになるみたいです(今回なりました)。
もうこの季節になるとこれ結構難しいので、容器とか道具とか色んなものを予め冷やしておく工夫が必要だと思われます。
後、女性は手の温度が高いので、手袋した方がいいです。今回インナー手袋に、衛星用の半透明の手袋でチャレンジしましたが、
衛星用の手袋に肉がくっついて手袋もいっしょに捏ねてるような状態になってしまい、結局素手でやりましたがだいぶ肉を温める結果になったと思います。
インナー手袋+ぴったりしたビニール手袋(クリーム色とかの粉ついてないやつ)が良いのではないかと思います。もしくは手の感覚がなくなるくらいまで手を冷やすとか。



◆腸詰め
本当はソーセージメーカーがあった方が肉が温まりにくいと思いますが、絞り出し袋でやる場合は金具は冷やしておく、後、手で押し出す部分も温まりやすいので何か工夫が必要だと思います。
次回のために100均で歯磨き粉とかを絞り出す小道具を買ってきたので試してみたいと思います。
絞り出し袋は絞り出すのに結構力が要ります。
後ちょっと別の作業をする時などはこまめに冷蔵庫で保管することでしょうか。
◆捻りと乾燥
捻り方は事前にちゃんとやり方を学習してモタモタしない事。やり方を覚えてないと、次を捻ってる間に前のが取れたりして時間がかかります(経験談)。
乾燥はこの時期なら冷蔵庫ですね。今回キッチンで扇風機あてましたがそれも失敗の原因だと思います。
◆燻製
今回ホームセンターでスモーカーを買ってきました。
これ、便利なんですが、熱源と食材が近すぎる気がします。熱燻は出来ますが、温燻は微妙です。次回に向けて拡張が必要だと感じました。


初めからこういうの↓買えば良かったって話。
でもせっかく買ったのに(しかも買ったやつの方が高いのに)買い直すなんてちょっと悔しいので何とかします。
上記を踏まえてソーセージリベンジ計画を立てたいと思います。
その前に、ソーセージと同じ時期に仕込んだベーコンを燻製にしよう。
あ、でもベーコンは温燻がいいんだった。ということは燻製器拡張が先ですね。
あー、忙しいわ(脳内が)。


おまけ:
ソーセージの付け合わせとして作ったザワークラウトと粒マスタード。


2017/08/07

2017年ツール観戦記 10: 帰国と総括

ツール終了。帰国の日。
やはり最も楽しく、印象に残ったのは山岳ステージでした。
来年もまた見にきたい、また自走で登りたい、と思える感動がそこに。


空港で手荷物にした標識(A0サイズくらい)の持ち込みがなかなか許可されなくて、
カウンターを行ったり来たり、たらい回し人されて1時間くらいロスした結果、空港でゆっくりすることはできませんでしたが、無事標識も持ち帰ることができました。

持ち物振り返り:

・下着と靴下は手洗いできるので、最低限の数だけあればいい。フランスはとても乾燥しているので、どこでも大体一晩で乾くので問題なし。
・ルームシューズはGUNSEで買ったものが大活躍。機内でも使えるほか、軽くて履き心地も◎。旅行や出張に役立つと思う。
グンゼのスリッポンルームシューズ
・フェイスタオルはあってもいいけどバスタオルは基本どのホテルにも付いていたので要らなかった。
・インスタント味噌汁である必要はないけれど、ご飯を食べ損ねた時の簡単な食料はあるといい。
・ダウンジャケットはユニクロのウルトラダウンくらいのものでOKだけどコンパクトなものがあると山やパリで安心。山は埃っぽいこともあるので高価なものはNG。
・レインウェアは防寒具にもなるので必需品。
・帽子、サングラス、日焼け止めも絶対に必要。
・ビニールシートと折り畳み椅子はどちらかでいい。折り畳み椅子は山ステージであると便利だけど、嵩張るし重いので、自転車や徒歩で持っていくことを考えるとビニールシートの方がいいかも。
・応援グッズは国旗があるといい。日本の国旗だけじゃなく好きな選手の出身国の国旗なんかもいいかも。日焼けを気にしないならボディペイントなども目立つし、着ぐるみなんかも皆に声こかけてもらえて友達ができるかも。ただ基本山岳でのみ有効。パリなんかはそんなクレイジーなファンは殆どいないので皆応援はスマート。
・ロードバイクを借りる場合は六角レンチの工具くらいはあると便利。ロードバイクの場合はウェアで。ボトルはお土産を兼ねて現地で買うと◎。ペットボトルでは漕ぎながらの補給がこんなんなため。
・望遠のあるカメラはあるといい。ビエオカメラは全く使わなかったけど、GoProのように自転車に取り付けられるようなタイプだと自転車を借りる場合は楽しいかも。ちなみに三脚も用意して行ったけどスーツケースの肥やしになっただけでした。
・メモリよりも予備バッテリーか充電器があった方がいい。
・ツール観戦以外に観光するなら別ですが、ツール観戦がメインなら観光の余裕は殆どないので観光ガイドはなくてもいい。また、ツールのガイドブックは忙しすぎて読む時間なんて殆どないので、コースプロフィールと到着時間を確認するたけなら現地で薄めのフランス語版が5ユーロくらいで売っているのでわざわざ日本から持っていく必要はない。
・化粧品。化粧品というより本当に乾燥がひどいので保湿剤が必須。馬油とかいいと思う。日本から持っていかなくても山に入る前に現地で何か買った方がいい。
・トイレットペーパー。絶対いる。海外旅行では必ず持っていくんですが、これがあるのとないのとじゃ大違い。基本紙はないと思って持っていくべし。ロールで持っていくと人にも分けてあげられるし◎。トイレがない場所もあるので携帯トイレもあってもいいと思う。
・虫除け。ツール観戦では要らなかったけど、マルセイユのビーチ横のレストランでは蚊にやられたので海沿いで食事をするならあった方がいいかも。

次回はもっと身軽に必要最低限のもので臨みたい。(←次回も行く気満々)

残念ながら3位となってしまったものの、L'equipeの表紙にバルデは欠かせない。

帰国したらポリャンスキーの脚がYahoo!ニュースで紹介されたことが話題になり、
ツールドフランスを知っている人が思いの外多くて驚きました。

2017年ツール観戦記 9: 第21ステージ 最終日

昨日パリに着いて驚いたんですが、パリは寒い!
いや、そりゃ相当北に移動してきたのだから当然なのだけれど、リヨンに始まり、アルプスを経由したとはいえ南側に滞在していた私たちにはかなり衝撃の寒さだった。ダウン着てる人まで。
そして観光客と日本人が多い!当たり前だけど。後どこでも英語が通じる!!
フランス語と片言の英語でのやり取りというのにもだいぶ慣れてきていただけにちょっと拍子抜けの感あり。




パリのモーニング。マルセイユと同じ内容で10ユーロ。物価高い
観光もそこそこに、お土産を求めて街をうろついていたらあっという間に時間が過ぎて行った。
さすがパリは警備が厳重で、観戦ポイントもかなり制限されていて、あまりいい場所は確保できませんでした。
今回はコースに選ばれなかったルーブル美術館前

遠くに凱旋門を望む

トリコロール

周回に入った選手たち

パリの周回が始まりましたが、1周するごとに観戦客が減っていく。観光序でに見に来る人が多いのか、総合順位もよく知らない人たちも。地方や山岳の熱狂ぶりを見てきたこともあり、毎年無条件に最終ステージに選ばれるパリの冷め具合?にちょっと寂しい気持ちになりました。
暮れかけの凱旋門。表彰式が始まっている

表彰式の中すでに片付けが始まっている
これにて今年のツールは終了。
夜Eurosportのコメンテーターにグレッグレモンを発見。

この日のL'equipeの表紙が昨日の全てを物語っていて切なくなりました。

2017年ツール観戦記 8: 第20ステージ マルセイユTT

ツアーから離脱して今日からは個人観戦。
ツアー参加の人たちは朝からOrange Veldoromeへ向かいました。

皆と別れた私たちはホテルの近くで朝食。
バケットまたはクロワッサンにコンフィチュールとコーヒーに生搾りオレンジジュースというのがどうやら一般的な?モーニングセットのようで、マルセイユでは5.8ユーロ。
同僚が数年前に行ったフランス旅行で「ドゥ カプチーノ, シルブプレ」しか使わなかったと言っていたけど本当その通りだなと思いますた。

観戦ポイントを探してうろうろしたものの、結局往路も復路も見えるからということで、ホテルの前で観戦することに。
マルセイユにはジェラート屋さんがいっぱい

キャラバン隊に混じってちらほら試走の選手達が見えるスイートスポット❤︎
試走中の虹マルティン

何日かツール観戦していると、キャラバン隊が配るもので何が最も役立つかがわかって来る。

最初から調子乗って写真撮っていたら、選手が1/3くらい出走したところで電池が半分くらいになってしまい、抑制モードに。

終盤だんだんアングルやタイミングも掴めてきて、シャッター切っても選手のお尻しか映ってなかったみたいなことはなくなってきた。
ピンチのバルデ

余裕のフルーミー
TT終了後狙っていた標識を貰ってTGVの駅まで移動。最寄り駅が閉鎖されていたので徒歩で行ったけど暑かった。。
TGVでは隣の席にツールのフォトグラファー組が座っていてツールのあれこれの話をしていた。色々あるらしい。ちょっとその話詳しく!

TTの待ち時間とTGVの移動時間を利用して、最終日にようやく応援帽子が2つ完成しました。後から思ったけどこれは山岳であったらよかった。



パリのホテルはとても立地の良い場所にあったけれど、エレベーター開けてびっくり。
狭っ!!!ΣΣ(゚д゚lll)どうやらパリのホテルの星の数はエレベーターの有無で変わるらしく、強引につけてるみたい。
3人乗りらしいですが3人も乗れない

廊下もこの狭さ
明日はツール最終日。そしてこの旅行も終盤。