2011/09/04

北海道珍道ちゅーりんぐ-七日目〜ブルジョアな日

夜中身体が痛くて何度か起きた。笑
流石に昨日は無理をしすぎたらしい。温泉のお湯が本当に良かったので、朝風呂に入る事に。
朝は屈斜路湖方面は天気が良く、湖がきれいだった。
さっぱりしてお風呂を出るとおばちゃんが洗濯場に干してくれていたカッパとゴアテックスを持って来てくれた。
昨日の時点でかなりアウトだったけど、ドライヤーがないのでこれで完全にゴアテックスの撥水効果はアウト。
今日は天気が持ちますようにと祈る。
釧路あたりから温泉に来ていたおばぁちゃん方に自転車?頑張ってねと励ましの言葉をもらう。
朝食食べて出発。この日は鶴居村を目指す。このプランを組んでくれた友達の友達の友達を紹介され、ヒッコリーウィンドというツアーをやっているロッジを経営しているのでよってみるといいと勧められたため。ヒッコリーウィンドの安藤さんは道東では3本の指に入る優秀なガイドだそうだ。

屈斜路湖をゆっくり眺めながら、砂湯到着。
 



その後アイヌ博物館によったりしつつ午前中を過ごす。
おじちゃんに記念になるからと半ば強引にアイヌの民族衣装を着せられ写真を撮られるなどする。
これがまた意外と似合ってしまったりするところがアレな感じで。。
博物館を出たら見知らぬおっさんが自転車を観察していた。
近づくと私のかと聞かれた。どうやら若かりし頃自転車で北海道を旅していたらしい。
今は車で大型犬と一緒に旅しているとのこと。助手席からカワイイわんこ登場。癒される~。

今日は天気は悪くないが終始向かい風で進みが悪い。
途中で脱がせ上手なおばちゃん夫妻が通り過ぎ、車を止めてがんばれよ〜と声援をくれた。
再び道の駅摩周温泉に立ち寄る。
昨日は寒くて食べる気がしなかったソフトクリームなど食べてみる。蜂さんを餌付け。
もっと早く食べてくれないと溶けちゃうよ!

馬なんか見かけながら、時折雨に降られつつも比較的順調に進む。鶴居まではずーっとアップダウンの繰り返しでスピードが出ない。
上り坂を登りきったところで、狐が引かれていて、鷲?が死骸を食べているところに遭遇した。
途中5分くらい雨に降られて急いでゴアテックスを着るも防水が切れていて、ただの厚手のウィンドブレーカーになっている。結構冷える。
コッタロ湿原展望台に寄ろうと思っていたが、農道ではなく53号を走ってしまったのと、途中で雨に降られてすっかり冷えてしまったことで、心まで冷えてしまい、気力を失う。
早めに鶴居に入ってコインランドリーを探すという名案を思い付き、気を取り直してまっすぐ鶴居へ。

16時過ぎに鶴居へ着いたが日曜日ということもあってかどこも開いてない。コインランドリーのコの字もない。
仕方が無いのであれこれこれまでの珍道中をメモしてヒッコリーウィンドへ。
道に迷っていたところ、従業員の子が出迎えてくれる。
従業員の子も今年自転車で稚内まで行ったそうだ。その旅の内容は過酷すぎて私の夏休みとは大違いだった。

安藤さんはバイクも乗るし自転車も乗る、音楽や陶芸、カヌー、その他諸々多くに精通している生き字引みたいな人だ。奥さんのしのぶさんも料理上手でしっかり者という感じ。
自転車の話を色々してくれたが私は自分のギア比もわからなかったので正直ちんぷんかんぷんだった。笑
とりあえず私の愛車は北海道で走るにはタイヤが細すぎるということだけは確かなようだ。
確かに道中ほかの人にもよくパンクしないねと言われたな。。

貧乏旅行で立ち寄る場所ではないが、タンチョウ鶴が見たい、カヌーツアーがしたい、など目的があってお金をかける余裕のあるプランの場合はここは是非とも立ち寄って欲しい場所。アラスカにオーロラを見に行くツアーなんかもしているそうだ。
ツーリングマップルの編集者かフォトグラファーの一人と知り合いの為、ツーリングマップルには載っているが〇円マップには載っていない。
今回安宿巡りをしていた私には、少しこぎれいすぎて落ち着かない感じもしたが、ライダーハウスとかがダメな友達とかと抵抗無く行ける場所としてはお部屋もきれいで最高だと思う。ご飯も美味しい。

お風呂は近くのグリーンパークホテルの温泉がお湯が良いからと連れて行ってもらった。ここのお湯質も二伏温泉と似ていて肌がつるつるするタイプだった。ただこっちの方が少し温泉ぽい臭いがした気がする。

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