週末に5kマラソンに参加した営業のうちの1名の名をとしちゃんと言う。
本日出社したら大真面目な顔で、次回レースまで禁煙宣言をしていた。
実はもう一人の営業(2人は超仲良し)と5千円を賭けてレースに臨んでいたのだ。
更に営業部長は彼の負けに高級料理店での夕食を賭けていた。
レース終了後、休みにも関わらず電話がかかってきたほどの入れ込みようだ。
結果はもう一人の営業の3秒差での作戦勝ち。
ギリギリまで後ろをついて行ってゴール直前で抜くという些か卑怯な方法で勝利を奪い取った。
このことをレース終了直後から、
「卑怯やわ~」
「信じられへんわ~」
「もう一回やろか?1k追加しよか?」
「子供には買ったってゆうとこ」
と根に持って悔しがっていたいたとしちゃん。
どうやら本当に悔しかったらしく、まじめにトレーニングすべく禁煙を決意したらしい。
次の大会までもつのか見ものだと部長とほくそ笑んでいたのだが、
さっき「煙草を吸うところを見に行く」という苦し紛れの言い訳と共に営業を誘ってそそくさと煙草部屋へ向かった。
戻ってきた営業の報告によると、貰い煙草どころか自分で持ってたらしい。
止める気ないやん!
禁煙宣言半日にして撤回。
なんつー意思の弱さ。
流石、期待を裏切らないね。
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